同じ敷地内で引越しをする場合や、同一家屋内で家具の運搬をする際は、トラックを使用する必要がありません。
荷物をトラックに一度積み込んで、トラックを新居まで走らせて、引越し先でトラックから荷物を降ろすという作業が必要なく、その間の移動時間もありませんから、作業時間が通常の引越しよりも短くて済みます。
短くて済む代わりに、多くの引越し業者では作業員を一人減らしたりもします。
言い換えれば、同じ荷物量のトラックを必要とする(近所への)引越しに比べて、トラックを使わない引越しは人件費一人分経費が安くなるんです。
しかし!
そもそもが引越し料金の相場を知らないお客さんが多いですから、引越し業者の営業マンはトラックを使う必要のないケースでも、トラックを使う場合と同じ見積もり料金を提示しているケースが多いんです!
営業マンは自身の営業成績がありますから、できれば少しでも高い金額で契約したいと思うのは当然です。ただ、これは引越し業界に限ったことではありませんね。
しかし、引越しの見積もり特有の事情があるのです。
それは、ユーザー側が引越しという商品やサービスに関してほとんど知識がないということです。
引越し料金の相場を全く分かっていないお客さんが多いですから、どうしても営業マン有利に進むのが引越しの見積もりなんです。
ということで当サイトでは、トラックを使用しないタイプの引越しや家具移動を、適正な相場で引越し業者に依頼できるようにする為の、以下の3つのステップをお勧めしています。
【ステップ1】
トラックが要らない引越しの料金相場を把握する
【ステップ2】
一括見積もり依頼サービスから見積もり依頼をする
【ステップ3】
3~5社の見積もりを必ずもらい、途中でいずれかの業者と契約しない
【ステップ1】トラックが要らない引越しの料金相場を把握する
事前に相場を把握してもらうことによって、高すぎる金額で契約してしまうリスクを減らしてもらうのが目的です。
下の表は、同じ敷地内や同じマンション内など、トラックを使用しない引越しの料金相場です。トラックを使用しないケースでも、営業マンはトラックに換算して見積もりを出すことが多いので、営業マンに荷物の量を確認されるのも良いと思います。
家族数
(目安) |
単身 |
2名
or
大きな家具3~4点
|
3名
or
大きな家具5~8点 |
4名 |
トラック換算
(作業員数) |
軽トラック
(1名) |
2トン車
(2名) |
3トン車
(2名) |
4トン車
(3名) |
午前に作業を行う場合
|
平日仏滅
\8,000±
平日
\10,000±
平日大安
\12,000±
休日
\14,000±
休日大安
\15,000±
|
平日仏滅
\15,000±
平日
\22,000±
平日大安
\26,000±
休日
\28,000±
休日大安
\30,000±
|
平日仏滅
\20,000±
平日
\30,000±
平日大安
\35,000±
休日
\38,000±
休日大安
\40,000±
|
平日仏滅
\30,000±
平日
\45,000±
平日大安
\48,000±
休日
\55,000±
休日大安
\60,000±
|
午後に作業を行う場合
|
平日仏滅
\7,000±
平日
\9,000±
平日大安
\11,000±
休日
\13,000±
休日大安
\14,000±
|
平日仏滅
\13,000±
平日
\20,000±
平日大安
\24,000±
休日
\26,000±
休日大安
\28,000±
|
平日仏滅
\18,000±
平日
\28,000±
平日大安
\33,000±
休日
\36,000±
休日大安
\38,000±
|
平日仏滅
\28,000±
平日
\43,000±
平日大安
\46,000±
休日
\53,000±
休日大安
\58,000±
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元引越し屋さんの私の経験をもとに作成してみました。定価はもっと高いですが、絶対に契約をとるとしたら幾らくらいまで値段を下げないと難しいかなぁ・・・という感覚で作成していますので、実際の相場に近いのでは?と思います。
ただ、料金交渉をしないと、営業マンは表の様な見積もり料金をなかなか出さないです。しかし、料金交渉って難しいし恥ずかしかったりもしますよね・・・
^^;
ということで、当サイトではステップ2の一括見積もりサービスの利用をお勧めしています。
【ステップ2】 一括見積もり依頼サービスから見積もり依頼をする
当サイト推薦の一括見積もりサービスを利用しましょう。
一括見積もりサービスは、一度の申し込みで複数の引越し業者に見積もり依頼が出来るので、個別に連絡先を調べて電話などをする手間が省けます。勿論無料なので安心してください。また、このサービスの各参加業者は、過去の経験からライバル業者にも同時に見積もり依頼が届いていることを知っているので、契約をとるために他社よりも安い金額を最初から提示しようとする意識が働きます。それによって自然と相場が下がる効果が期待できるんです。
申し込み直後から、次々と各社からメールや電話で連絡が来ます。
【ステップ3】 3~5社の見積もりを必ずもらい、途中でいずれかの業者と契約しない
連絡がきた中から3~5社を自宅訪問見積もりに呼んで、各社の見積もり額を聞いてください。
途中でいずれかの業者と契約しない・・・というのは、最安値を狙うために必要です。一括見積もり依頼サービスを利用した段階で、ある程度相場が下がっていることはご説明したとおりですが、各社の最初の提示額は最安値が出ていない可能性があります。契約をとろうと熱心に営業をしてくる業者もあると思いますが、心を鬼にして、いったん営業マンを帰してほしいのです。
全ての業者の料金を聞いているうちに、皆さんは適正な相場を把握できる様になりますし、そのうち「先ほどの料金より下げるので契約して欲しい・・・」といってくる業者が現れる可能性が高いです(笑)
一括見積もりサービスは無料なので、お気軽にご利用くださいね!
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